長引く避難所生活での体の不調やストレス、
ライフラインの復旧の遅れから来る不便な生活などなど、 まだまだ震災の爪あとは深く残ります。 被災された地域の方々、心よりお見舞い申し上げます。 ■ チラ 思えばおゆは福島県生まれなのです。 血統書もまだ届いていないし、届いても書いてあるかわからないけど、 福島県のどこかで生まれた事は確かです。 ■ チララ・・・ おゆのお父さんとお母さんは大丈夫だったかなぁ・・・ 安全な所にいるのかなぁ・・・ 考えると切なくなってきます。 ■ 狭い所は妙に落ち着きます 今日のyahooニュースでもありましたが、福島に限らず被災した方のペット達が 今問題になっています。 野良化して徘徊していたり、また、運良くボランティア団体に保護されていたり いずれにしても人と同じ尊い命。 どうか元の飼い主さんのもとに戻れますように。。。 |
先日『気仙沼・記憶のかしこ~其の④』で紹介させて頂いた大島ですが
そこで島民の貴重な足となっている一艘の船『ひまわり』をご存知ですか? 先日ネットやテレビのニュースなどで放送されていて ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。 気仙沼港と離島の大島を往復する客船『ひまわり』の船長、菅原さんは 自宅で地震に遭った後、津波から船を守る為に愛船『ひまわり』に乗り込んで あえて沖に向かったそうです。 10mとも15mとも言われているあの日の津波にです。 “船を守る為には津波に向かって(直角に)行った方が良い” というのは聞いたことはありましたが、 悪い結果を聞く方が多かったのでこのニュースは驚きでした。 しかもこの『ひまわり』小型でかなり年季の入った船だそうです。 もちろん一歩違えば・・・決死の行動は奇跡へと繋がりました。 大島は本土に比べると被害状況の把握や物資の遅れなど 情報が伝わりにくく、つい先日まではプールの水をろ過して 飲み水にしていたり、食料も乏しい極限の状況でした。 そんな極限状態にある島民が本土へ避難する。 出来ればまた島に戻ってみんなで大島を復興させよう、 そう言って気仙沼本土に向かう島民に菅原さんは声を掛けていました。 (テレビで見ました) ■ まえ~ナラエ 島と本土を往復する船として船体に損傷を免れたのはこの『ひまわり』一艘だけ。 顔見知りが次々と島を後にする、やるせない気持ちを背負ったまま、 地震2日後から毎日、島と気仙沼港を往復し、人と物資を運び続けているそうです。 たった一艘で。ご自身も避難所生活をしているというのに。 ■ もっと遊んでぇぇ 今回の震災で各地で活躍した様々な英雄が報道されていますが、 ひまわりと船長の菅原さんは英雄と呼ぶに相応しいでしょう。 どうかご自身のお体にも気をつけて、ご活躍と大島の復興を 心よりお祈り申し上げます。 「いつも太陽の方を向いているひまわりが好きだから」と愛船命名の由来を語る 菅原さんの強く優しい気持ちが今回の奇跡を起こしたのだと思います。 (大島を救った『ひまわり』の記事はこちら) 地元が大島で震災後に島へ帰ってきて一生懸命に島の為に 動いているという若者も紹介されていました。 テレビで見ていただけだけど、その頼もしさに頑張れ! と応援せずにはいられませんでした。 今、多くの人が自分には何が出来るかと自身に問いかける中、 行動する事が出来る人、心より尊敬します。 |
今回も気仙沼写真のシリーズ4回目、
いよいよ最終回となります。(勝手にやってます) 今回は気仙沼港から船で30分ほどで到着の離島、 “大島”で撮った写真です。 ■ 気仙沼⇔大島までのお楽しみ 気仙沼港の観光桟橋(エースポート)でこの“カモメのオヤツ”を買って いざ、船に乗り込みます。 ■ 先頭の彼、 船が動くとどこからとも無く集まってくるカモメ。 船と一緒に飛行します。 ■ 狙いを定めています ■ うまく行くとこんな感じです と、大島に着くまでの間に テンションをますます高めてくれるのです。 気仙沼といえば“気仙沼ちゃん”を思い出す方が多いと思います。 その気仙沼ちゃんが営む民宿『アインスくりこ』があるのがこの大島です。 大島も今回の地震で、津波や火災で甚大な被害を受けました。 心よりお見舞いと1日でも早く緑の真珠の島が取り戻せるようお祈り申し上げます。 気仙沼ちゃんは従業員の皆様と一緒に避難できたようです。 ご無事で何よりです。 ■ 亀山リフト 大島では亀山という山の山頂までリフトで登る事が出来ます。 リフトに乗りながら登りも下りもパノラマを楽しめます。 ■ 亀山山頂からの風景 亀山の他にも海水浴場や砂を踏むとキュッキュッと鳴く十八鳴浜(クグナリハマ)、 自然を満喫しながら回るサイクリングなどなど、気仙沼を訪れた際には 是非、大島も訪れてみて下さい。 かねてから応援している『勝手に観光協会』の記念すべき第一回目の視察は 気仙沼でした。ここ大島も訪れています。 ■ おゆの大好物、ヨーグルトも容易に手に入らないね(物憂げ風のおゆ) 今思えばもっと写真撮っておけば良かった~~~ 復興して新しく生まれ変わる気仙沼も楽しみだけど 昔の面影残す街のいろんな所、 これから先もいつでも撮れると思ってたから。。。 相方のおばあちゃんの家は2階まで水に浸かりましたが 家自体は残ってるとの事です。 足元の不安や目の前の問題は山積みだけど、 前を向いて歩いていくしかないね! 友人のhanaさんは被災地に絵本を届けようとしてくれています。 支援物資の偏りや仕分けにかかる労力でそれ自体が難航している中、 やはり絵本はまだ支援物資としては送れないそうです。 絵本が必要な避難所などをご存じの方がいらっしゃいましたら hanaさんのブログをご覧になって是非ご連絡をお願い申し上げます。 |
今日で震災から13日目。
被災された方々は私などには分り得ない ご苦労と辛い心情をお持ちでしょう。 心よりお見舞い申し上げます。 いろいろ複雑な気持ちが錯綜しているかと思いますが、 みんな応援しています!!! 世界中から応援されています!!! さて、今回も気仙沼写真のシリーズ3回目。 被災地のひとつ気仙沼で撮った写真です。 少しでも身近な街として感じて頂けたら幸いです。 ■ 夜の“大はまらいんや踊り”に向けて練習をするグループ 気仙沼の内湾一帯では7月末か8月最初の土日に “みなとまつり”というお祭りが開催されます。 2日間に渡って、航海の安全と大漁を祝うお祭りです。 ■ 夜の港に停泊する船 ■ ライトアップされる浮見堂(地元では“おしんめさん”と呼ばれています) ■ 男だぜ ■ 子供達の太鼓、勇ましく拍手喝采でした 1枚目の写真の“大はまらいんや踊り”とは学校や自治会・サークル・企業など 60以上もの団体がバイソン片山率いるバイソン・片山バンドの生演奏で踊る 踊りで、歌詞だってあります。 ♪年に一度のお祭りだ~から 時を忘れて声を枯らそうよ (中略) すってんばってん はやりのはんてん すってんばってん はやりのはんてん (中略) はまらいんや~~~ 毎回、なぜかこの歌を聴くと泣けてきます。 人々の郷土愛やあたたかさを感じそうさせるのでしょうか。 「はまらいんや」とは気仙沼の方言で「仲間に入りませんか?」という意味。 ■ 2日目は花火で祭りが締めくくられます この時季はお祭りのおかげで、帰省する方や観光客などで 1年で一番盛り上がりをみせる季節となっています。 ■ 割烹料理の『世界』 80年の歴史を誇る老舗料亭の『世界』は今、相方の同級生が お店を継いでいます。 その昔、彼のお弁当にはマンボウが入っていたとか。 どうかご無事をお祈りしております。 ■ 地震怖いよ~~~ 余震が続いていて、みなさま揺れに敏感になっているのでは ないでしょうか。 かく言う私も少し揺れるだけで心臓ばくばくです。 日本、がんばろーーー!!! 最後に、 震災前の気仙沼の風景がYouTubeにありました。 ぜひ、ご覧になってみて下さい。 |
今回は気仙沼写真のシリーズ2回目。
と言っても今回も個人的極まりない写真ですのでご容赦下さい。 ■ 海鮮市場『海の市』1F 鮮魚はもちろんの事、干物・珍味・水産加工品などが売られていて まさしく“海の市”。 ただニュースで流れていた映像はあまりに変わり果てた姿でした。 この1F部分は津波でベコベコになぎ倒されていて、 中は何の店だったのかわからない状態に。 でもここの人たちは強いから、絶対にまた活気あるお店が軒を連ねるはず。 ■ サメに直接触れられるタッチプール 同じく『海の市』の2Fにある『リアスシャークミュージアム』。 ■ ホホジロザメの剥製 2Fはどうにか津波の被害には遭わなかったみたいだけど、 展示物は無事だったろうか。。。 大好きな施設なので是非また復活して欲しいです。 ■ 喫茶マンボの店内 こーなったらもう観光地とかじゃないんだけど、好きなお店なのでアップします。 ステンドグラスとアンバーなライトが昭和ムード満点の『喫茶マンボ』。 アールデコ調な梁や壁紙、豪華なシャンデリアにソファー。 私の理想とする“喫茶店”の極みだと思います。 ■ すっきや~ 港町にこの喫茶店。私にはこの不思議でノスタルジックな雰囲気なお店は ロケーションも相まってとても魅力的に映ります。 常連さんも多く、地元の方からも愛されているお店です。 喫茶店なのになぜかみんなラーメンを注文する、という所も憎めません。 どうかご無事でありますように。 ■ 添い寝(おゆはフカヒレ風) 各避難所にも物資が続々と運び込まれる中、被災者のペット達はどうしている のでしょうか。そのあたりは人命が優先とされる中、まだクローズアップされ にくい状況なのは仕方が無い事なのかもしれません。 ペットを飼う身として私にも力になれそうな事があったらこのブログを通じて 随時掲載していこうと思います。 『ポチたま』でおなじみの松本くん主催のクラブ『ナチュラルドッグスタイル』 ペットと一緒に入れる避難所・仮設住宅の確保を求める署名活動を行っています。 こちらのサイト内の署名用紙をダウンロードし、署名捺印後、 『ナチュラルドッグスタイル』に郵送します。(署名活動ページはこちら) 以下転載---------------------------------------------------------------------------- ■ 署名活動にあたって 現在、各地で多発している大地震。被災するのは人間だけではありません。 愛するペットと、そのご家族が、少しでも安心して避難生活を送れるよう、 少しでも力になれればと思います。 ナチュラルドッグスタイルでは、環境省宛に、 『災害時の愛玩動物同伴可能の避難所の確保と増加及び、愛玩動物入居可能の 仮設住宅の確保と増加と建設を求める署名』の活動をおこなって参ります。 ご協力いただければ幸いです。 |